悪徳会社に騙されない!リフォーム会社の選び方 5つのポイント
リフォームTips 2021.06.27
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家をリフォームしよう!そう思ったとき最初に躓いてしまう問題は「ちゃんとした会社の探し方」です。
ガスコンロやレンジフードなどの設備交換でも10万円以上かかってしまいますし、キッチンや浴室工事ともなれば100万円以上の大きな買い物になります。
トラブルになってしまうと快適な暮らしのために行ったリフォームが悩みの種となってしまいますので、不良施工をされてしまったり悪質な会社に騙されて契約してしまうことは避けたいですね。
近年リフォーム工事はネットや通販の進歩から簡単に業者を探すことができるようになっています。
便利になった一方で、手数料だけを取って施工は下請けに丸投げしてしまう会社や知識なくリフォームをしてしまう会社も増えてきました。また、いまだに悪徳な訪問販売などがあるトラブルになりやすい業界でもあります。
しかしながら、設備は定期的なメンテナンスや交換が必要であることも事実です。
今回はリフォームをするときに優良な業者を探す方法と悪徳業者を限りなく省く方法を5のポイントでお伝えできればと思っております。
「優良会社の探し方」
ポイント1 「家から車で30分(遠くても45分程)にある地域密着の会社を探す」
リフォームを行う際まず重要となるのは、リフォーム会社との距離です。
良い会社は職人がよいということももちろんですが、優秀な現場監督・施工管理は自社の社員が行っているという特徴があります。施工管理は工程を都度確認し工事の品質を上げる重要な役割です。彼らが品質を管理する際に会社と現場の距離は大きく影響してきます。
優良な会社は商圏を絞って、密な施工管理やアフターメンテナンスを行うため基本的には対応可能な市町村を明確にしていることが多く、下請けに丸投げをしている会社は広域を対応エリアにしているケースが多いです。
そのため、まずは「家から車で30分以内の場所にある会社」を探し「対応商圏がしっかりと絞られている」かを確認しましょう。
ポイント2 「近隣の施工実績やブログ内容を確認する」
次に行うことは近隣の施工実績の確認です。ここではどのような工事を行っているかを確認するのと同時に地域を絞って施工を行っているかも確認をすることが重要です。優良な会社は「施工実績がしっかり掲載されている」ことが多くなおかつ「日々のブログなどで施工中の様子などを頻繁に掲載している」傾向があります。ブログの更新頻度や内容が施工に触れられているかなどを確認すると担当者が現場に近い距離間で管理を行っているかも確認することができます。
ポイント3 「建築に関する登録事業者かを確認する」
リフォームや設備交換を行っている会社の中には建築の知識を持っていない営業や施工管理が意外と多いです。担当者だけでなく会社自体も専門の事業者登録が行われていないことも少なくないので最低限必要な登録事業者であるかどうかを確認しておくと悪徳な業者を省くことができます。
ポイント4 「返答が早く相談しやすい会社である」
通販サイトなどでお願いをしたときにデメリットとなるのはその後の気軽な相談がしにくいというところにあります。そのデメリットを解消するために延長保証などをつける会社もありますが理想はちょっとしたことでも相談することができる会社と信頼関係を作っておくことです。
特に重要なのは質問や相談に対してすぐに回答してくれる会社です。価格が決断材料になることが多いと思いますが長期的に考える場合には、「その会社に引き続き他の工事もお願いしたいか」「もし他社と同じ価格だった場合そこにお願いする」なども会社選びの感覚として持っておくことをお勧めします。
ポイント5 「商品金額の割引率を強調している会社を選ばない」
リフォーム業界は比較的定価からの割引率が大きな業種だと思います。そのため価格を安く見せたい会社は「〇〇%引オフ」を大きく打ち出していることが多いです。リフォーム工事は「商品+施工費」がかかるため商品代を安く見せようとしたときに施工費に比重を乗せれば割引率を大きく見せることができます。
しかし、お客様のことを考えれば予算に合った形で最良のものをご提案することが重要なため割引率は満足度には直結しない項目であることは理解できると思います。
そこを強調している会社は見せ方に固執していることが多く、そのほかに配慮がまわっていないケースがありますので注意が必要です。
もちろん総額ベースでの価格比較や相場を調べて適正価格を知ることは重要ですので判断基準はしっかりと把握することをお勧めします。
「会社を確認する」
1.建設業許可登録を取っているか
2.建築士事務所登録がされているか
3.リフォーム瑕疵保険に加盟することができる会社かどうか
「担当者を確認する」
1.建築士もしくはそれに準ずる資格を持っているか
上記は登録していれば必ずしも良い、資格を持っていない場合は悪いというものではないですが専門のプロとして行っているのであれば登録しているものですので一つのフィルターとなることは事実ですのでぜひ確認をするとよいと思います。
2021.06.27
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